長野県長野市七瀬南部に開業したコーヒー豆自家焙煎店「ジオグラフィー」の店主が、開業準備からコーヒーのマメ知識、移住生活までいろいろとつづっています。

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ライバル(?)自家焙煎店の秘密兵器
街ネタのブログ記事、最近は街の様子を観察する時間もなく、とても久しぶりになりました。

今日はちょっと前に撮ってアップできなかった写真についての話になります。

このタイトルの「ライバル(?)自家焙煎店」ですが、ご存じの方は長野市内の他のコーヒー豆自家焙煎店を思い浮かべながら、どこだろうと考える方もいるかもしれません。ヒントは、当店から300mほどのところにあるお店です。そんなところにコーヒー豆自家焙煎店なんてあった?と思った方、それは正しいです。実はこのお店、自家焙煎は自家焙煎でも麦茶を自家焙煎しているお店「清水製粉店」さんです。

昔からあるお店で、昭和初期に七瀬に電気が引かれた時、裾花川のほとり(水車で製粉していたそうです)から今の場所に引っ越してきたお店です。以前ブログ記事にも書いていますので、興味のある方はこちらからご覧ください。

そして今日は秘密兵器の話でした。それがこの写真です。なんだか分かりますか?


この白い布がかかっている物、実は石臼です。現役で今も使われています。

ある日清水製粉店さんの前を通った時、例によって麦茶を煎る香ばしい香りがしたので自転車を止めたところ、いつもの焙煎部屋の隣のドアが開いていました。そこをのぞいたところ見えたのが写真の石臼です。もちろん写真はブログにアップすることも含めて許可をいただいて撮影しています。

最初はなんだか分からなかったのですが、暗い部屋の中に大切そうに白い布がかけられ、一部だけ光が当たっているそのたたずまいがとても上品で美しく見えました。

清水製粉店さんに聞いてみると、石臼で挽いた米粉は機械で挽いた物よりも熱がかかりにくいなど特徴があるようで、主に和菓子屋さんから注文があって挽いているそうです。

いつから使っている石臼かは聞くのを忘れてしまいましたが、この存在感からすると相当古そうです。麦茶の焙煎釜は昭和8年から使っているとのことでしたので、もしかすると引っ越し前に裾花川のほとりで水車で回していた石臼なのかもしれません。

大量生産や効率とはまた違う価値や考え方を与えてくれるこのような古い道具。このような道具を見ながら、昔の人々の生活を想像するのは楽しいものです。まだまだ現役でがんばってほしいものですが、麦茶の焙煎釜の話を聞いた時と同様に、清水製粉店さんはいつまでがんばっていけるのかしら、と言っていました。

和菓子を食べて、この和菓子屋さんの団子や求肥はちょっと違うな、と感じたら、もしかするとこの秘密兵器で挽いた米粉を使っているのかもしれません。

| 街なかのあれこれ | 13:05 | comments(0) | - |









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