長野県長野市七瀬南部に開業したコーヒー豆自家焙煎店「ジオグラフィー」の店主が、開業準備からコーヒーのマメ知識、移住生活までいろいろとつづっています。

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有機栽培コーヒー販売の条件とは
ここのところ長野市は朝晩涼しくなり、暑さによる寝苦しさもなくなってきました。ただ、日中は30度近く、あるいは30度超えの日がまだ続きそうです。とりあえず日替わり試飲は、アイスコーヒーとなっています。

さて本日の試飲ですが、豆はメキシコ「エル・トリウンフォ カフェインレス(デカフェ)」で、アイスコーヒーの抽出方法は水出しパックとウォータードリップです。

このエル・トリウンフォですが、カフェインレスであるだけでなく、有機栽培された生豆を使用しています。しかし写真の通り、「有機JAS認証生豆」と書いていますが、「有機コーヒー」とは書いていません。

▼有機JAS認証「生豆」です。では焙煎豆は・・・
実は当店の場合、焙煎した豆を「有機栽培コーヒー」ですと表示して販売することはできません。有機栽培コーヒーとして販売するには、いくつか条件を満たす必要があります。このカフェインレスのエル・トリウンフォの場合、簡単に書くと次の4つの条件が必要です。

1.生豆は、有機栽培されたコーヒーの木をから収穫した豆(実のタネ)。
2.1の豆を、JAS認定されたデカフェ工場でデカフェ処理する。
3.生豆は、現地で梱包された状態で届けてもらう。
4.焙煎は、有機加工食品の認証事業者にて行う。
※農林水産省の有機食品の検査認証制度ページ
http://www.maff.go.jp/j/jas/jas_kikaku/yuuki.html

当店のエル・トリウンフォは1から3は当てはまるのですが、当店は4にある有機加工食品の認証事業者ではないので、最終商品である焙煎豆を有機コーヒーと呼ぶことができないのです。

認定事業者になるには、認証機関に申請して検査を受け、認証・登録される必要があります。ただ結構費用がかかり、日常の管理作業も増えるので、当店のような小さな焙煎店では登録は難しそうです。

▼3の荷姿はこのような感じです。エル・トリウンフォの場合、段ボールに7.5kgの真空パックが4つ入って届けられました。この豆を販売した一番最初は、輸入会社(日本)で小分けした物を5kgのみ購入しました。そのためこの5kg分は、原料が有機JAS認証生豆であるとうたうこともできませんでした。


というわけで、有機JAS認証「生豆」となります。でもどちらにしても甘みがあっておいしい豆ですので、ぜひお試しください。

おまけですが、メキシコと言えばトウモロコシですね。メキシコの主食はトウモロコシを挽いた粉を薄く伸ばして焼いたトルティーヤ。豆料理と一緒に食べるとおいしいですし、肉や野菜をはさんだタコスは日本でも知られていますね。

この写真は、昨日お客さんからいただいた長野県の信濃町産のトウモロコシです。なんと信濃町にはもろこし街道と呼ばれるトウモロコシや高原野菜の直売所が並ぶ道があるそうです。トルティーヤは・・・さすがに売ってはいないと思いますが。

▼白い方が「ホワイトショコラ」、黄色い方が「サニーショコラ」。ホワイトショコラは、生でも食べられると言われたのでその場で食べてみたら、本当に甘くておいしかったです。生のトウモロコシを食べたのは初めてでしたが感動しました。ごちそうさまでした!


| 焙煎・豆について | 15:19 | comments(0) | - |









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